
Arduino Leonardoへの対応は、I2Cの仕様変更に対応することを目的にしましたが、Leonardoの仕様調査が不十分で結局対応させることができませんでした。
ArduinoではUno R3からI2CのSCL,SCA端子がDigital I/O端子の横に新たに新設されています。Uno R3では従来のAnalog4,5端子にもSCL,SCA端子は接続されていますが、LeonardoではそのAnalog4,5端子からはSCL,SCA端子にアクセスできません。
このため、人柱版では新設されたSCL,SCA端子へと接続を変更したのですが、LeonardoはSCL,SCA端子がDigital2,3端子と共用になっていることを見落としていました。
VFD Shieldでは、Digital端子は全てVFDの点灯制御、SCL,SCA端子はRTCの制御に使っています。余ったAnarog端子はスイッチの入力とVFD表示の補助に使っています。
このため、Digital2,3端子がSCL,SCA端子と共用になると、従来のVFDの点灯制御ができません。これまでの回路構成では、Leonardoと他のArduinoとの共用は難しいことになります。

I2Cの配線は従来のAnalog4,5端子接続とジャンパピンで選択可能としてあるので、Arduino Uno(R3以前)、Duemilanove、Japaninoでも動作させることは可能です。
但し、JapaninoではUno R3のSCL,SCA端子の位置に別の機能が割り当てられているので、この部分はピンヘッダを取り付けないほうがよいかも。(ジャンパで切り離していれば問題ないだろうけど)
Leonardo対応はもう少しいい方法を考えなければなりません。
まあ人柱用ってそういう事だよね。
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