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色々試作中

ずいぶん放置してしまっています。
以前とだいぶ生活が変わってしまったので、なかなかこちらまで手が回りません。。

なんとか手は少しづつ動かしていて、いくつか試作品をイベントでも展示させていただいています。
ちょっとまとめて紹介。

VFD Shield for IV-21
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一年以上かけてぼちぼち進めているプロジェクト。
MFT2014で展示した時点では、DC-DCコンバータはモジュール品を使用して、VFD表示が可能であるという状態でした。

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3月のNT京都2015では、DC-DCコンバータをArduinoで制御し、RTCも搭載した状態で展示しました。
写真では試験用にDC-DCコンバータが交換できたり、Lを交換して試験するためのソケットがあったりでごちゃごちゃしています。
H/Wの基本形としての当初目標はほぼこれで完成。


VFDuino for IV-28B
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Arduino Uno互換回路と一体化したVFD表示基板です。
3月に行われたNT京都に展示しようと進めていた試作品ですが、けっきょく未完成展示となりました。orz
前夜になんとか動くところまで、と会場泊まり込み(そーゆーイベントなのです)で作っていたのですが、回路図の間違いを見つけて完成を断念しました。なんか他にも色々間違いがありそうで。。
IMG_2298.jpg
その後なんとか完成して動作試験中であります。

従来のVFD Shield(for LD8035E)は、自分としてははんだ付け初級~中級者向けで、難しいところはあるけれど、落ち着いて時間をかければ作れないことはないだろう、と考えていたのですが、それなりにスキルのある知人が組立にそうとう手こずったという話を聞いて、少し考えを変えました。
VFDuino for IV-28Bは見ての通りの板型の集合表示管を使ったもので、部品の実装密度は少し高いですが、工作難易度という点ではだいぶ低くなった&Arduino互換で単体動作可能なので、Shieldよりは敷居が低いという点が特徴です。
デバイスの魅力としては、
円筒のガラスチューブが林立するLD8035E版 > 円筒の集合表示管IV-21 > 板状の集合表示管IV-28B
と個人的に思うのですが、蛍光表示管特有の青緑色の蛍光色が、ガラスの向こうに見える魅力はどの管でも同じです。
IV-28Bは他の機器の表示部分として組み込むのが一番向いているような気がします。まあそのために最適化した結果の形状なのですが。
VFDuinoという名称は検索すると先行する複数のプロジェクトが存在するようです。
まあ複数あるならその一端に(名称的に)加えていただいてもいーだろうと勝手に名乗らせていただいております。
for 何々と言っておけば混同はしないと思うし。

IV-21Shield、VFDuino for IV-28B 共にMFT2015でブースいただけたら、量産試作もしくは量産型のキットを頒布することを目標に進めています。
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tag : VFD(蛍光表示管)ニコニコ技術部