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VFD(蛍光表示管)時計 Arduino Shield人柱版(Rev.2.1)について(3)

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少し前にも記事にしましたが、人柱版では時計らしく「:」用のパターンを追加しました。
この回路はAが電源としての5V、KがジャンパピンJP2でグランド直結もしくはSW3と排他でI/Oポートへの接続が可能となっています。「:」LEDをI/Oポートに接続してソフトウエアで制御する場合は、SW3を実装しないでください。

操作方法で説明しましたが、SW3はSW2と共に、時刻合わせモードで数値をUp/Downさせるためのスイッチですが、Upだけでも時刻は合わせられるよね、という事で。

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「:」表示については、当初3φのLEDとかも何種対か検討したのですが、結局大きさのバランスが取れずにチップLEDで実装しました。チップLEDの空中配線はさすがにムリがあるので、秋月電子のSMD用基盤0.3mm厚を細く切ったものの上にLEDを実装しています。
試作したものは、馬鹿正直にLEDに定格電流を流してしまったので、GND直結ではVFDの光をかき消す明るさで「:」が輝いてしまいました。
そこでI/Oポート接続にして、スケッチでPWM制御を行い、輝度調整を行なっています。
しかし物には限度ってもんがあって、従来のVFD表示用のアルゴリズムと兼用ではdutyが小さくなりすぎてちらつきが目だって調整しきれず。
現在は周期の短いタイマ割り込みをもう一つ使ってなんとか調整しているけど、「:」だけ独立して処理させるのはちょっとスマートじゃないし、スケッチのI/Oポートの制御も煩雑になってしまうのでどうかと思う。
これは電流制限抵抗を大きくして、VFD表示と同じ割り込みで処理できるようにするのが正解なのだと思います。

ついでにLEDの色は青よりも緑のほうがよかったかなあ。
このあたりは時間できたら手を入れたいところ。

あと「:」表示用のジャンパには、A4への接続もできるけれど、これはLeonardo対応でI2Cピンの移動でA4,A5ポートが空く事を期待していたもの。結局Leonardo対応できてないので使用できません。

まあ人柱用ってそういう事だよね。
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tag : VFD(蛍光表示管)

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